2012.10.02(Tue) 太陽光発電システムをはじめとする《地球に優しいエネルギー》を推進する理由として「地球温暖化」という言葉をよく耳にします。 地球温暖化とは、人間の活動が活発になるにつれて化石燃料の大量使用などで温室効果ガス(二酸化炭素・メタン他)が大気中に放出され気温が上昇することを言い、日本も含めた少数の国々から温室効果ガスを排出することによって引き起こされています。しかし、その影響は全世界におよび、排出量の少ない国々がその被害を受けています。 地球温暖化が進み、地球の気温が上昇すると....
などといった事が起きると予測されています。 このまま地球温暖化が進むと日本は春・夏・秋・冬の四季が楽しめなくなる!また、年々夏が長くなり春・秋が短くいきなり冬になってしまうと言われています。 近年日本では、記録的猛暑に見舞われ熱中症になる人が続出したり、集中的豪雨が頻発したりしましたよね。この出来事はまだ皆様の記憶に新しいことかと思います。 また、日本に限らず世界中でも同じような現象が起きています。 そのため、地球温暖化防止対策の協議は世界各国でたくさん行われています。 1997年12月に京都で開かれた気候変動枠組み条約第3回締約国会会議で採択された「京都議定書」というものは皆さんご存知だと思います。京都議定書では温室効果ガスの排出削減目標を定めており、先進国には削減義務を課しています。そのため長期的に温室効果ガスの排出量を大幅に削減する必要があり、将来の大気中の二酸化炭素をせめて現在のレベルに抑えるには、今すぐに人間の出す二酸化炭素の量を50~70%減らさなければならないと警告しています。その場合、行政や企業だけでなく、皆様一人一人の協力が不可欠になります。 地球温暖化防止と言われても、具体的になにをすればいいの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、下記にあげたほんの少しの行動で年間たくさんの温室効果ガス(主に二酸化炭素)削減が出来るのです。
レジ袋をもらうのをやめる(年間1600t削減)
5分間アイドリングストップをする(年間1900t削減)
1分間水の出しっぱなしをやめる(年間1000t削減)
冷暖房を今より1度設定温度をかえる(年間220t削減)
自然豊かな未来を残し続けるために、現世代の私たちができる限り地球温暖化防止に貢献していくことが重要となるでしょう。